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2021.04.26

【木材高騰及び商品不足について】(2021年4月23日現在状況)

カテゴリ:ブログ

昨今の木材高騰及び商品不足は御周知のこととは思いますが、建築資材に於ける木材状況が日々悪化しております。これから夏期に向けて更に悪化するとされており、年内での状況改善は望めないとされております。また、大都市部とそれ以外の地域では情報にも温度差があります。

≪プレカット工場≫
基本的に新たな受注はストップしています。工場も資材調達の目途が立たない中、大口顧客からの受注も制限しながら様子を見ている状況ですので、新たな注文は請けてもらえないのが現状です。

【構造材】アカマツ集成梁桁やEW柱の原材料であるラミナの入荷が悪く、製造できていないことで枯渇しています。代替材である杉や桧、米松KD材の価格高騰もさることながら手配も困難になってきています。

【羽柄材】間柱に多く使用されているホワイトウッドも枯渇状況です。また、タルキや筋交い、窓台マグサ等の手配が困難です。

【木下地材】天井下地のアカマツ(寸三)も丸太、原板共に国内入荷量が減少していて、一部の製材所で操業できない工場もある様子です。また、関西寸法の34㎜角・35㎜角も少なくなり、関東サイズの30㎜×40㎜サイズが関西でも販売されている状況です。

【針葉樹合板】合板工場の火災が幾度も発生しており、生産量が減少している中で、買占めが始まっていると情報があります。今後、手配が困難になることが想定されます。

(上記は弊社取引先の建材卸会社さんからの情報です)

京都同友会仲間の材木屋さんも「過去に例を見ない木材状況」と訴えておられます。(亀岡市三浦製材㈱さま)記事はこちら 

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