ロマンティック ロシア
(2003 秋)

時間的にウラジオストックが大変近く感じました。
関空から2時間弱、帰りの新潟までは、1時間少しでした。
ウラジオもハバロフスクも工場が少なく、空気が澄んで、1ヶ月早い秋がすばらしかったです。特にアムール河がゆったりと流れ、その向こうにシベリアの大平原が広がり、夕日が落ちる光景が目に焼きついています。
街の人々は人なつっこく、カメラに快く応じてくれました。
宣伝看板がほとんど無いのは、企業が盛んでないからでしょうが、静かで落ち着いています。
学校も訪問しました。日本語熱もなかなかのものです。
かって抑圧されていたロシア正教が復活し、美しい教会があちこちで再建復活していました。
 

「アムール河の向こうシベリア大平原に沈む夕日」

これを見ながらウオッカを飲み、タイガースの優勝
直後だったので、六甲おろしを合唱しました♪




街のお土産屋で必ず売っているロシア人形マトリョーシカは、大きい
人形の中に 次の小さい人形が次々とでてくるかわいいものでした。




 Happy Wedding!

秋晴れのハバロフスクの中央広場で会った新婚さん。
たいていここに来てだれかれなしに、祝福を受けて、
喜んでいました。いっしょに記念写真もとりました。


ハバロフスクでは、アムール河の岸まで下りて、散策
しました。牛ものんびり。小魚も手づかみしました。




OK先生のちょこっと映画 小津安二郎の「東京物語」
古い映画でもそのテーマは、けっこう現代に通じるものが多く、小津監督のすごさがわかりました。
瀬戸の海が見える尾道を舞台に、ゆっくりと時間が流れ、白黒で描写される落ち着いた雰囲気の中で描かれる人間模様がすばらしく、感動しました。
単に日本の良き時代の家族愛を懐かしむだけでなく、それを乗り越える人間味溢れるテーマがよかったです。